「言葉をそのまま受け取るのではなく、
 ニーズを読み解いてみる・・・
と考えると、また見え方が変わってきますね。」
「ちょっと気持ちがラクになったような気がしました」

神奈川県の認可外保育施設を支えている
先生たちと一緒に
「保護者とのコミュニケーション」
をテーマに2時間、深めさせていただきました。

皆さんからは、
・子どもにどう向き合っていいのかわからず、困ってしまっている様子が見受けられる・・・。
・子どもの言いなりになってしまい、ご苦労されているよう。
・叱らない子育てを心がけるが故に、子どもにどう声をかけていいのか、困ってしまっている・・・。
~といった声が。ZOOMの画面上で、うなずく人がちらほらいらっしゃいました。

実は…保育士は、叱らないわけではなく
「これは○○だよ」
「○○だから、こうしようね。」
~というように子どもの年齢や発達に合わせて言葉を選び、
具体的に伝えることで、
認識を増やしていく関わりをしています。
ただ、保育中:親御さんがいない時間帯にそれをしているので 
お手本がなく、困っていらっしゃるのかもしれません。

保育者の配慮を共有することが、
親御さんの支援にもつながります。
・・・とはいえ「いざ、伝えよう」と思ったときに、
コミュニケーションがしやすくなる秘訣や具体的な伝え方は・・・?
意外と私たち、そういったことを習わずに
現場で試行錯誤しながら、
やりかたを覚えていくものなのかもしれません。

そんなつもりではなかったのに、
誤解されて傷つかれ、気まずくなってしまった・・・という体験、
誰もがあるのではないでしょうか。
お互いを知り合う雑談のポイントや
相手が受け取りやすくなる
コミュニケーションの姿勢・
ポジティブな言い回し・黄金ルール…などなど、
全体でのやりとりと
ブレイクアウトルームでのやり取りを重ねていきました。

最後に、ある先生から
「子どもと一緒に過ごすことの楽しさを
 親御さんにも知ってもらいたいですね。」
~という声が。
子どもが大好きで保育者を目指したみなさんであっても、
最初の数年は必至で
なかなか仕事を楽しむ余裕もなかったかもしれません。
そう思うと…親御さんたち、大変ですよね。
いつか…
大切な子どもたちのきらめく瞬間を
一緒に喜び合える日がくることを楽しみに願いつつ、
コミュニケーションで支え合っていきたいですね。