社会は今、大きな変化の時期を迎えています。園の進むべき道=答えは、現場の中にあります。答えを引き出す交通整理役として職場内のファシリテーターの力が必要とされています。
ファシリテーションとは
ファシリテーションとは会議や園内研修、ミーティングなどさまざまな活動の場において、いい結果が得られるよう相互理解や情報共有を促進しサポートしていくことです。
「司会がその場を進行する」ことを想像される方もいると思いますが、本質的には異なります。それはファシリテーションの一部にしか過ぎません。参加している方が、問題を解決するため、チーム内での理解や合意形成をサポートする重要な役割を担うのがファシリテーションなのです。
ファシリテーターとは?
「ファシリテーター」とは?
話し合いにおける相互作用のプロセスから、
課題を達成するために多様な人材のアイディアや気付き・
相互理解や情報共有を促進する技術をファシリテーションといいます。
ファシリテーション能力を持ち、
チーム内での理解や合意形成をサポートする重要な役割を担う人のをファシリテーターといいます。
いま、なぜファシリテーションなのか
先生主体の保育から子供主体の保育への変化、
正規・非常勤・パート・子育て・介護など多様なはたらき方の職員による温度差、
「見て盗め」文化から価値観の変化を受けて効率的に「働きやすい」職場へ。
保育の現場は今、大きな変化の時期を迎えています。
園の進むべき道=答えは、それぞれの現場の中にあります。
受講生それぞれの
現場の答えを引き出す交通整理役として、
ファシリテーターが必要とされています。
園・組織にもたらす好循環
園内ファシリテーター育成講座を終えて、どのように園や組織に好循環をもたらしたのか、動画および記事にて紹介しています。
その1 主任に答えを求める会議から・・・ 職員が自分たちで答えを出した!
その2 「自分たちで作り上げていくんだ」という意識
その3 「この園、どうしてこんなに雰囲気が良いんですか?」
<受講者の声詳細はこちらから>
保育士さんの笑顔のために~園内ファシリテーター育成講座
園内ファシリテーター育成講座を通して得られたもの・自分自身の成長
ファシリテーションの課題
園内で、「おや・・・?」と思うことがあっても、「こんな風に思うのは自分だけ?」と言えずにモヤモヤを抱えることもあるのではないでしょうか。園内研修やミーティングにおいて、日頃の先生同士の関係性を意識して、思っていることを発言できなかったという経験がある方も多いのではないかと思います。
しかし、保育の現場を良くしていくためには、「こんな方法があるのか」ということを知り、研修参加者自身が主役となり、「現場では、今何が起こっているのか」に思いを馳せ、受講者同士で気付きや現状を分かち合う中で「自園では、どう生かせる?」、「自分なら、どうするのか」、「具体的な一歩として、何ができるのか」と“自分ごと”として捉えアクションを起こしていくことが大切です。
人は、変化を苦手とする生き物。「なんか、めんどくさいことをやり始めたな」という周囲のひややかなまなざしにもペーシングで寄り添い、本当に向かうべき方向へとリーディングで導いて行ける子ども・園にとっての 〝希望の星” となる人材を研修を通じて支援していきたいと考えています。
【ファシリテーション研修】
研修例①
【2時間でファシリテーションを体験してみる研修】
1.ファシリテーションが役立つ場面
2.場作りの前提
3.ファシリテーションロールプレイ
4.振り返り
5.明日への一歩
研修例②
【1日でファシリテーションを体験してみる研修】
1.イントロダクション
「保育の現場に求められるコミュニケーション術」
2.保育カフェ ~情報交換ワールドカフェ
・それぞれの園の現状・感じていること
・保育現場 理想の状態
・明日からの一歩
・保育カフェ 総括
3.事例研究会
それぞれのテーマについてグループワーク
4.各グループの発表
5.総括・明日からの一歩
☆本格的に体得していきたい方へ☆
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