先輩の背中を見て、学ぶ。
自分で気づく。
暗黙の了解を察して、動く。

〜などなど、自分たちが入職した当初は
当たり前に身につけてきたことでも
変化する時代の中で
組織のあり方や捉え方・アプローチなど
変えていく必要があることも
少なくないのではないでしょうか。

「持続可能な人材育成」というタイトルで
人が辞めずに成長していくプロセスを見つめる分科会を
人材育成部会のみなさんと担当させていただきました。
私自身、学んでから随所でお世話になっている
U理論のプロセスを通して
パネリストである
静岡、岡山、大阪の3人の先生たちが
普段はなかなか話すことのない、
「他人の芝生は青く見える」といわれる園の
内側で起きているであろう
うまくいかなかった時期の葛藤や
組織の課題・それに向き合う中での試行錯誤を
腹を割って共有してくださったことがとても良く。
前のめりにうなづきながら、
各園が抱えている悩みや
取り組みからの学びを分かち合い、
勇気づけ合うなど
壇上と会場とを双方向でキーワードが響き合い、
共に作り合っていく雰囲気が生まれていました。

渦中にいると、日々一生懸命で、
試行錯誤の中でうまくいってることをなかなか
見つけづらいところもあるのではないでしょうか。
そんな中にも、確実に
学び前進している側面があるものです。
それに気がついたことで
「大丈夫。うまくいってるんだ」
安心し、新たな課題と向き合う
頼もしい笑顔が広がっておりました。

参加された先生たちからは、
「こういった分科会は愚痴になりやすいけれども、 
こうしてテーマがきちんとあることで
それぞれの園のこれまでを振り返りながら、
今していることの意義を捉え直し、
今後につながる一歩を見つけることができて
とても良かった」
〜と感想をいただきました。

4月に静岡での顔合わせから、
みなさんと一緒に考え、棚卸しをして
最後はそれぞれの場所からGoogleスライドで
資料を作り込んで臨んだ6ヶ月の道のりと
会場をあたたかく支えてくださった部会のみなさま、
晴天の沖縄という誘惑の中でも
思いを受け取り、応えて下さった
参加者のみなさんに感謝です。
みなさま、どうもありがとうございました!

6人、寿司、テキストの画像のようです