駅から徒歩7分という便利な場所に、
子どもたちのかわいい声が地域と樹々を彩る
アットホームな保育園があります。
それがこちら、こばと保育園さん。
公園を管理し、子どもたちと一緒にお花を植えるなどのお手入れをすることで
日中の保育中をこちらで過ごしているとのこと。
室内では、0・1歳のクラスで子どもたちが思い思いのおもちゃを持ち、
手押し車のように運んだり、しっとりと過ごしています。
活動スペースごとに分かれた2歳のお部屋を見せていただく中で、
じつはコロナが大きな転機になったのだと聞かせていただきました。
これまで、少人数での活動がいいと知ってはいても、
なかなか日常の”みんなで”型の保育を変えるきっかけが得られずにいたとのこと。
それが、コロナを機に変えざるを得なくなり、
環境の研修を動画で見ては園内研修を通じて
相談・実践・振り返りを重ねる中で
子どもたちの姿が変わってきたことが嬉しく、
先生たちも試行錯誤を楽しみながら工夫を重ねているとのことです。
そして…幼児さんの「運動会のリレーに燃えている」という、
ワクワクする取り組みも教えていただきました。
これまで、運動会というと…毎年の流れを踏まえて
先生たちが競技内容もリレーのグループ分けもなんとなく決めていたそうな。
それを変えたのは、「子ども会議」の研修を受けて職員間で
「そもそも、運動会・かけっこは何のために?」と
本質的な問いについて考え、子どもたちに聞いてみたとのこと。
すると…4歳・5歳は
「本気でやりたい」
「順位をつけたい」
「タイムを計ってメンバーを決めたい」
「動画を撮って考えたい」と意見が出てきたとのこと。
そして実際にタイムを計ってみたところ…
4歳児が一番早く、年齢に関係なく順番にタイムを並べる中で
赤チームと白チームを子どもたちが決めたとのこと。
当初、白チームは負けが続いていたのですが…
こういったやりとりをアナログ紙面のドキュメンテーションで
先生たちがファイルに閉じてくれており、子どもたちが親御さんに
「今日、こんなことあった!」と見せる中で
ご家族もみんなで作戦を練るようになり。
登園した子どもが「先生!こども会議しよう!」と紙に書いてきた提案をプレゼンするようになったとのこと。
そして、インコースを攻めたり走る順番を変えたりする中で、
白組は戦略勝ちするようになり…。
当初勝っていた赤組は体力とバトン渡しを強化しながらも、現在連敗中とのこと。
さて、今日はどうなるか…!?
~といったところで、今日のリレーを見せてもらいました。
抜きつ抜かれつつ、また抜いて抜かれて…結果は…白組の勝ち!
~というわけで、コメント欄に赤組の反省会の様子を編集しましたのでご覧ください。
子どもたちって、すごいですね!
そして、ワクワクしながら一緒に創る保育者って あたらめて素敵なお仕事だなぁ~と感じました。