こんにちは、松原です。
9月5日(土)・9月6日で東京都キャリアアップ研修「保護者支援・子育て支援」
Vol.1~2を、繭の糸保育チームのみなさんと一緒に担当させていただきました。
こちらのプログラムは元々私が保護者支援・
保護者対応といった研修の中で行ってはいたものの
なかなか時間が足りず、受講者からも
「もっとじっくりやりたい!」と声が上がっていた内容に
昨年、中央法規さんの「保護者支援・子育て支援」を軸に
キャリアアップ研修を進めさせていただく中で
「なるほど、ここが入るとさらに素敵」と感じた部分を足した
最強プログラムともいえる15時間。
その分、どこでどんな風につながっていくと自然なのか・・・
幾重にも脳内趣味レーションを重ねて生みの苦しみを経て定まっていった工程たち。
三日間を通して
1.保護者支援の今~WITHコロナ時代の子育て支援
2.社会の中での保育者の役割
3.保護者に寄り添う支援とは ~ここまでが一日目
4.地域を支える保育
5.難しい保護者の背景
6.家族の背景を読み解く ~ここまでが二日目
7.虐待の予防と対応
8.理想の状態への支援
9.計画策定
10.社会システムに支えられた継続支援へ
~といった流れで進めて行くことになりました。
それぞれの描いたエコマップを写メさせていただき、
プロジェクターで全体共有しながらマイクで紹介させていただいたり。
感想・できそうなアイディアをほかの受講者から募るなど
気づきを深めていきました。
今回は WITHコロナの研修ということで、会場運営にも皆さんと配慮を重ねました。
・一時間に一度の除菌タイム
・机の上にパーテーション、除菌スプレー、除菌ペーパー
・エアコン&窓を開けておく
・アロマディフューザーの持参(癒しと抗菌作用に期待)
・グループワークは行わない
~など。
東京都は今年度、オンラインでのキャリアアップ研修は難しいということでしたので
どんな工夫ができるか・・・ということで
事前に講師仲間や先輩たちからいただいたアイディアと
一日ごとの終了時に受講生からいただいたフィードバック・リクエストを踏まえて
・QRコードを読み取ってもらい、感想や園の保護者の状況をフォーム入力してもらう
→松原が受信し、全体共有ファシリを行う
・保護者に役立てそうな保育の専門スキルについて、各自に付箋を配り、書き出してもらう
→密になるのを避けるため、運営で回収し、グルーピングを行う
・ロールプレイは、イメージワークに置き換える
・受講者の書き出した資源マインドマップやエコマップを写メをし
スクリーンで共有して書いた人にマイクで説明してもらう
~などしていきました。
「やるか、やらないか」という考え方もありますが、
リスクについて学び、どのような対応を取りながら
新しい研修の在り方を見つけていくのかーーー
運営・受講者・講師が一体となって生み出していく
新たな世界の扉なのかもしれません。
3日目はまた月末に予定しております。