こんな方へ
・県・市・区にて、潜在保育士の掘り起し需要を受けて 現場につながる一歩として
潜在保育士の職場復帰プログラムを開催したいと感じている方
・より現場に近づく一歩として、実践的な講座を提供したいと考えている方
・潜在保育士の不安を期待に変え、登録や就職等へつなげたいと考えている方
潜在保育士の抱える不安とは
<さまざまな会場での、事前アンケートの声をご紹介します>
「現場を離れて○年。当時と今とでは、子どもたちを取り巻く環境が変わってきている。」
「現場に戻った時に、自分が動ける自信がない」
「今どきの保護者に、対応できるだろうか?」
「職場での人間関係が大変で、結婚を機に退職した。
保育の仕事に関心はあるが、はたして新たな園でやっていけるだろうか・・・?」
「卒業と同時に資格は取ったものの、保育系ではなく、別の企業に就職をした。
保育に思いがあり、再就職を検討しているが
本当にやっていけるのか・・・自信がない」
「子育てを経て、保育の仕事に興味が出てきて
一念発起して、保育士の資格を取った。
けれども、いざ働くとなると・・・、本当にやっていけるのだろうか?」
「お便り帳や記録・・・じつは書くのがすごく不安。本当にやっていけるのかしら?」
~こういった声が聞かれます。
私自身も保育の現場を離れて個人事業主をし、
8年のブランクを経て 突然施設長として現場に戻ったわけですが・・・
「本当に自分に、全うできるのか?」
~そんな不安が大きくありました。
だからこそ、分かります。
綺麗な話だけではなく、失望するお話だけでもなく、
保育の「いま」と、それを乗り越えていくための知恵となる
コミュニケーションや、ワークを通じた体験が
「意外と、なんとかなるかもしれない」
・・・という希望に変わってくるのです。
逆に言えば、こういった不安が分かるような現場の実際のお話・
不安を解消できる練習ともなるワークで筋トレをすることによって
現場でリアルに活動をしている自分のイメージがしやすくなります。
講座の時間を通じて、職場復帰への階段を上っているのです。
研修でお役に立てること
保育士再就職支援講座では、
実際に私自身が保育の現場に復帰した際の葛藤を元に
現場への不安やハードルを取り除き
手ごたえと自信を持って一歩踏み出すきっかけとなるプログラムをご用意しています。
ぜひ、現場復帰への足がかりにしていただければ幸いです。
(全てを盛り込むことは時間的に難しい場合があります。
ご覧になった中で、「これだけは!!」という優先順位を付けて、ご連絡をいただけますよう
どうぞよろしくお願いします。)
●手遊び
~子どもを惹きつけ、保育を進める魔法のツール、手遊び。
一つ覚えるとさまざまな場面で展開できる手遊びの王道をお伝えします!
それによって、子どもとかかわることへの自信が付き、
かつて自分もやっていた手遊びを思い出す
きっかけになるかもしれません。
●保育園の今
「いまの保育園って・・・どうなっているの?」
という不安にお答えする、最初のコーナー。
ここ数年の保育現場に起こってきていること・子どもや保護者の変遷・
新システムの背景・保育の変わらないこと・・・
これを聞くことでイメージが湧き、
現場との心の距離が近づくかもしれません。
●保育の流れ・心掛けていること
「実際の保育現場ってどんな感じ?」
「久しぶりに入って、私にできるのかしら・・・?」
~そんな不安を、リアルな保育園の一日の流れをご紹介しながら
安心・期待に変えていく時間です。
●子どもの成長・子どもへのかかわりかた
「子どもとの生活から離れているから、
どうかかわったらいいか分からない・・・。」
~そんな方へ。
子どもの成長や、時期によるかかわり方を簡単におさらいし、
声掛けや気持ちの変化を実際のワークを通じて体感していただきます。
保育に入った時に、子どもに関わるハードルが少し下がります。
●保育の中での役割分担・動き
子どもたちの一日の生活を進めるために、
・リーダー
・サブリーダー
・フォロー
~それぞれの職員 別の動きが求められます。
暗黙の了解で戸惑うことの多い保育業界ですが、
ここでは具体的に求められるであろう動きをご紹介します。
●職員間のチームワーク・臨機応変な対応力
保育は一人では回りません。
それぞれの役割が分かったら、大切なのが“連携”。
コミュニケーションによるチームワークです。
・声を掛け合う
・意識を向けて、行動を起こす
・相手にメッセージを届ける・・・
~これら、重要と分かっていても体で覚えるのに時間が掛かることですが
ワークを通じて楽しみながら、感覚を養います。
●記録の書き方
連絡帳・日誌・個人記録・・・
保育の現場には、記録がつきものです。
記録を書く自信がなくて現場復帰に足踏みする人がいるのも、事実。
それぞれの記録の「目的」や「書き分け方」を踏まえて、
現場に役立つ連絡帳の書き方をワークしてみましょう。
●保育の中での安全
楽しい保育も、子どもの安全が対前提。
子どもの笑顔と保護者の信頼のためにも、
・どのような危険があるのか
・どんな場面で気を付ける必要があるのか
・配慮の仕方
~などについて、意識を向ける時間です。
●保護者とのコミュニケーション
「子どもは好きだけど、いまの親御さんは難しそうで・・・。」
~保護者対応をネックに感じている方へ。
基本的な保護者へのかかわり方をワークするとともに、
今の保護者が抱えている葛藤やサポート的なかかわりをご紹介します。
●受け取りやすい伝え方
「口下手で、職員や保護者との会話が心配」
~そんな方もいらっしゃるかもしれません。
相手が理解しやすい“伝え方のコツ”があります。
それを用いて、実際に伝えてみるとどんな効果があるのか・・・
こちらも、ワークで体感してみましょう。
~以上の中から、特に気になっているものを中心にピックアップし、
予定開催時間と調整しながら、プログラムをご提案いたします。
受講者の感想
・セミナーを受けて良かったと思いました。
現場の子どもたちの様子、先生たちの体験談・
保育園の今など分かりやすく楽しかったです。
・新任の時に今日のコミュニケーションの話を聞いていたら、
もっと楽しく仕事ができたかもしれないと思いました。
・また現場に復帰したいと思いました。
・自分のお願いしたいことばかり考えて物事を言っていたので、
黄金ルールは目からうろこでした。
・人と人とのつながりを大事に、保育に復帰できるように
頑張っていい保育園を見つけたいと思います。
・受講できてよかったです。
保育園の仕事に戻ることへの不安が少し解消されました。
・具体的な内容での説明が多かったため、イメージが湧き
大変わかりやすかったです。
・良いところを伝え合っていく風土づくりが大切と在りましたが、
どの職種の仕事であっても共通する大切なことだと思いました。
感謝・気づき・謝罪・・・
伝えるのが良好な人間関係の鍵だと思いました。
・手遊びも知っているものでもやり方がちがって
実践できるもので良かった。
・子どもと先生になってのロールプレイングは、
両方の気持ちが分かってよかった。
外で輪になって動物の表現は、先生のねらいも良かったが、
同じ保育士同士も笑顔になれて良かった。
・とても解りやすく、知識の豊富さに私も勉強しなくてはと思いました。
・子どもの気持ちを共有する・親の生活の背景を想像してみる・
職員とのアイコンタクトや会話の大切さ・・・
みんな人間だから!まずはに自ら相手に寄り添ってみたいと思います。
・保育士の仕事の重要性を感じました。
子供も親も生身の人間だから難しい。
でも相手と気持ちが交えるようになると、やりがいがある仕事だと感じました。
・子どもに対しても保護者に対しても、
まず共感するということが大事だと思いました。
子育てや、人間関係を築く上でも大切ですね。
・次の一歩、踏み出せそうです!
・私なんかを使ってくれるところがあるのか不安だったんですが…。
やってみようって、思いました!
・一人一人の発言をしっかりと受け止めていただいて 安心して学べました。
・今すぐ保育の現場に戻りたくなりました。
・一度も現場に出たことがなく、不安だったのですが やってみたいと思いました。
・数年、保育所の現場から離れていて、 また復帰するために ”不安”な気持ちが大きかったけれど
この研修会の参加させていただき 少しだけ勇気をもらった気がします。
・話だけではなく、実際に動いてみたり、人とのかかわりがある中で
ふだん何気ない行動を考えるいい機会になりました。
・保育士の経験のない私には、生の現場の声が聞けて良かったです。
・実際の現場で必要なスキルをワークを通して体験できよかった。
・松原先生のすばらしい話術と、
どなたの発言も受け入れていただきありがとうございました。
・何事もはじめの一歩が大事なことと、入ってからいかにコミニュケーションが大事なこと、
教えていただきありがとうございました。
・聞くだけでなく、ロールプレイを通しいろんな考え、やり方、とても良かったです。
・難しく考えないで柔軟に考えて心から保育を楽しむこと、
その中で、子供・親御さんに寄り添っていけたらと思いました。
・現場では、何が”今”必要とされているか、 瞬間的に判断し行動を求められる場合があるので、
それをまた現場で活かして生きたいと思う。
<講座の一例>
10時~16時までの講座として当初2日間の講座を1日で開催した場合の例を、レジュメからご紹介します。
1.アイスブレイク・手遊び
★手遊びの効果とは?!
~子どもと心の距離を縮める第一歩
・ひげじいさん
⇒おもしろVer.
⇒アンパンマンVer.
Q.気になっていること・得て帰りたいもの
~本日の講座の流れ紹介
2.保育園の今
・国で起こっていること~保育・教育の一体化
・家族の変化
・地域の変化
・保育園の役割
・必要とされている、保育士
3.保育の流れ・心掛けていること(保育士目線の目的)
7:30~ 受け入れ時
<視診・異年齢のかかわり~成長のちがいを踏まえて>
8:30~ 各クラスに分かれ、自由遊び・排泄・朝の会
<成長を見ながら、個別の遊びを見極める>
9:15 午前間食
<食事介助・片づけ・靴下・上着等>
9:40~外遊び
<散歩時の注意・水分補給・手洗い・排泄>
11:30~昼食
<昼食時・片づけ・歯磨き・排泄・パジャマへの着替え>
12:30過ぎ~午睡
<場面切り替え・寝かしつけ・SIDS対策~ブレスチェック>
15:00起床~午後間食
<目覚め・着替え・おやつの準備>
15:30~自由遊び・お帰りの会
<検温・遊びを通して成長を見る・一緒に挨拶>
16:30~時間外保育
<異年齢とのかかわり・静と動の遊び・気持ちに寄り添う>
~19:30 保護者のお迎え
<子どもの様子引き継ぎ・親子関係の様子を見る>
4.子どもの成長・子どもへのかかわりかた
<かかわりかたのポイント>
・まずは、信頼関係
・受容(ふれあい・言葉掛け)
・五感でコミュニケーション
・言葉で伝える
・一緒に楽しむ
・安全管理の視点
・変化・成長に敏感であること
<叱り方>
・しつけとは……「文化を伝えること」
(善悪の判断をつける時期)
・大人になった時、どんな人間になってほしいか?
・相手が嫌な気持ちになることはしない、という基準
★ ワーク ★
子ども役:「買って買って~!」と 駄々をこねる
大 人 役:3つの対応方法
1.焦りを感じて感情のままに怒る、
無理やり、あるいは言いなりになってしまう
2.子どもの気持ちを受け止める
3.深い気持ちに共感しながら、促していく
<子ども役での気づき>
<大人役での気づき>
5.保育の中での安全
<室内での危険>
・SIDS
・誤飲 (だんご・もち・あめ等)
・アレルギー
・熱性けいれん・引きつけ
・噛み付き
・ひっかき
・転倒
・プールでおぼれる ~何センチで子どもは溺れる?
・骨折(遊具・遊んでいて、等)
・流血
<室外での危険>
・散歩中の事故~つまづき・転倒・脱走・ケンカ・見失い
・交通事故・不審者
<災害への心構え>
・台風・大雪・火災
6.保育の中での役割分担・動き
<同時進行の保育業務>
・子どもへの声掛け・促し
・次の保育の準備
・子どものフォロー
<保育における、それぞれの役割>
・リーダー
⇒メインの動きを誘導
・サブリーダー
⇒リーダーの動きが流れに乗るように、声掛けをしながら保育準備
・フォロー
⇒個別の対応が必要な子のフォローをしながら保育準備
7.臨機応変な対応力
*「動ける」とは…?
<ワークの感想>
8.職員間のチームワーク
●保育のポイントは、チームワーク
・「目と目で通じ合う」会話を大切に
・人と人との気持ちの良いやり取りが、続けられるポイント
・挨拶など声の掛け合いで、いい関係づくりを♪
●声を掛け合う習慣
~常に動いている現場だからこそ~
・チームでの情報共有
・やったこと・これからやろうと思っていることを伝える
・目的・前提を伝える
・感謝・気づき・謝罪…伝えるのが 良好な人間関係の“カギ”
9.保護者とのコミュニケーション
●保護者
子育て事情・・保護者の背景にある葛藤
・核家族化し、周囲に相談できる存在がいない
・HELPを出してはいけないと思っている
・コミュニケーションに慣れていない
・忙しくて心に余裕がない
・親という立場・役割が理解できていない
・不器用で人と関係性を作るのが苦手
●保護者も保育士も、価値観・背景もそれぞれ
・相手との違いを受け入れ、関係性を創っていくことが大切。
<書き出してみましょう!>
・保育士を目指した理由
・保育をやってみて良かったこと
・同僚・親とのやり取りで良かったこと
・子どもとのやりとりで良かったこと
・学びの場で嬉しかったこと楽しかったこと
<上手な聞き方と、いい関係のための土台>
【ワーク】
● 話し手:上記の中から、一つ選んでお話をする。
● 聞き手
1.自分に意識を向けながら、聞く
2.きちんと聞く
3.本音を汲み取る 「~と思っていらっしゃるんですね」
【感じたこと】
<話し手として>
<聞き手として>
★ 人はどんな時に、心を開くのか?
*ペーシング
呼吸・動作(身振り手振り)・
言葉・声の大きさ・話をするスピード
声の高さ・低さ・表情・場・感情
10.受け取りやすい伝え方
保育の中である、注意や苦言。
どのように伝えると、スムーズに受け取ってもらえるのでしょう?
~黄金ルール・ロールプレイ
【上手な伝え方】
●黄金ルール
( ) + ( )+( )
*伝え方ワーク*
なかなか巾着を持ってきてくれない親御さん。
どう伝えたら、気持ち良く持ってきてくれるでしょうか?
11.本日のまとめ・振り返り
*やってみようと思ったこと *
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