大阪府のキャリアアップ研修子育て支援・保護者支援の一日目。
当初はリアル研修だったので、一日目・二日目は10時から17時まで。
 
慣れていない方も3分の2くらいいらっしゃったので
オンラインでいきなりの長丁場、大丈夫ですか〜!?と心配していたのですが、
1時間に一度の休憩にてなんとか乗り切ってくださった模様。
 
優雅に話す雰囲気がとっても素敵なみなさまでした。
 
 
2日目は、「保護者のニーズとは?」ということで、
テキストから…それぞれの事例から…表面的な言葉や行動に囚われず、
心の奥で願っていること・必要していることに思いをはせ、できる支援を見つけていく頭の筋トレタイムとなりました。
 
「クレーム」「無理難題」を「リクエスト」に置き換えると…?
リクエストととらえると気持ちがラクになり できる支援とできないことが見えてきます。
 
 また、難しい保護者とやり取りをしてくとなった時に、
担任一人で抱えるのではなく、園全体で課題の共有をし、ラインを見つけていくことで 
対応力の底上げにもつながり チームワークも高まっていきます。
 
 と、ここで…いつもとは違う6・6・3(時間)での配分だったため、時間にゆとりが。
 
 そういえば、いつも「コーチング」のところでみんなの目が輝くので---
ということでコーチングのセッションを入れてみたところ、一同混乱の渦に。。
 
「見たいですか?」ということでデモセッションをしたところ、食い入るように見つめるみなさん。
 
「教えてほしい人の場合はどうしたらいいですか?」
「ティーチングとコーチングの見極めは?」などなど質問も上がり、
Youtube うめちゃんねる のコーチングシリーズをご紹介する一幕も。
 
 その後はさらにディープな「虐待」テーマへ、それぞれの体験・出会ってきた 
難しさを抱えるご家庭の事例を紐解き、本当のニーズは?
どんな支援ができたのだろうーーー?と深めていく中で 
皆さんの表情が「保育の専門家」としての表情に変わっていくのが素敵でした。
 
 

 

6時間ずつの集大成ということで、
最終日は子ども〜家族を支える社会システムをどうつないでいくか、
思いを馳せたり、計画に落とし込んだり。
 
ご自身の身近な事例にフォーカスして取り組む人もいれば、
今回 図解した大阪二児置き去り事件を題材にした「つみびと」の三世代の中で、
どの世代にどう支援し得るのかなど、専門職としての眼差しがキラリと光るみなさん。
 
もとはリアル研修の予定だったため、
初オンラインが15時間という方もいらっしゃり。
最後のJAMBORDを終えた時には、やり遂げた!という達成感でいっぱいでした。