9月9日(土)18:00~20:00

保育園経営者のためのコミュニケーション講座
「離職率を下げて定着率を上げる採用戦略」
~社会的意義のある保育事業を成功させるために~

・・・を、水道橋にて行います。

今回はテーマにちなんでーーー

【継続成長していく保育士・退職していく保育士】
~について。

私自身の体験・保育者を辞めた仲間の声・
派遣で働いていた時に感じた空気間・部下を持って体感した「辞める」理由・
ハローワークの人とのやり取り・
採用イベントの主催者数社からのお話……などを踏まえて、
ご紹介いたします。

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縁あって、せっかく入職したからには、
継続・成長して 園の頼もしい柱となっていってほしいーーー。

そういった思いを、
園関係者であれば誰もが抱くのではないでしょうか。

これまでの保育業界の背景について、こちらでもお伝えいたしたように
親子どもを取り巻く社会環境は変化する中で保育士採用の状況は変化していますが、
保育者を目指す人や教育環境にも少しずつ変化がありました。

保育者を目指す人でいうと、出会う人やかかわる人・体験の幅が狭まったことにより
これまで当たり前と思われてきた「見て盗め」が通じなくなったこと。

さまざまな人がチームで行う保育において、スムーズに足並みが揃えられるようにと
現場にマニュアルや研修・OJTを用意する園が増えてきたことです。

 

そういった中で、
際には、すくすくと成長し、軸となって園を支えていく人財と
入ったものの、少しして去っていく人がおり・・・・・・。

ようやく人が集まり、いよいよ保育がスタート!するかと思いきや、
ぽろぽろと人が辞めて行ってしまうーーー
なかなか人が落ち着かない園もあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

【継続・成長していく保育士】

保育士が継続・成長していく園の共通点には、
園内の人間関係が良く、笑顔が多いことが挙げられます。

一人一人が自分の「居場所」であると思えて
使命に燃えて保育に取り組むことができています。

困ったことや立ち止まることがあっても、
お互いのコミュニケーションが心を支え合い
様々な体験を通じて、保育者としての幅を広げ
ステップアップしていくことができるのです。

そうした中で新人・中堅・ベテラン…と、経験を積んでいく中で
少しずつ自分の色を身にまとい、
子ども一人一人との人生の化学反応を楽しむんでいます。

また、自分が成長していくことへの期待や明るいイメージが持てていたり
「こんな保育士でありたい」という目標・
もっとよくなりたい」という向上心を持つことができています。

そうした毎日の中で、「園のために力を尽くしたい」という思いが高まり
「続けることが当たり前」という前提の中で
職員間のチームワークを持って保育を行っていきます。

そして、園の目指す保育や親子の笑顔へ向けて
みんなで意見を出し合い、同じ方向を向いて道を作っていきます。

また、そのためには
園の経営者‐主任‐リーダー層‐現場保育者との
意思疎通がスムーズであり、同じ方向を向けていることが大切です。

~これら、すべてが行われている園もあれば、
どれかの要素がうまくいっている園・
それぞれの課題がある園と、あるのではないでしょうか。

【退職する保育士】 

一方で、退職する保育士はというと……

その逆のことが複合で起こっているようです。

教えてもらう余裕や時間・仕組みがない中で
担当や役割を割り振られ、
聞く間もなく、失敗すると責められる。

ギリギリの要員の中で日々の保育に追われ、
お互いに厳しい言葉を投げ合い、気持ちを立て直す間もなく
「楽しい」と思える瞬間がない。

保育の理念は良く、
採用の条件としても、悪くない。
採用担当の人とお話をすると、なんだか良い人そうで
園内も楽しそうな雰囲気に聞こえる。

試験を受け、いよいよ勤務が始まると、
採用窓口の話していた雰囲気とは違い、現場は疲弊している・・・。

保育を行う現場と、
園長や採用窓口とのコミュニケーションがかみ合っておらず、
意思疎通がはかれていない感じがする・・・。

 

求められる保育の質は高いものの、
現場や自分がそれについていけず
「自分にはその器がないと思った。」と心折れてしまう方。

先輩の目・園のルールなどの制約が自分の大切にしたい保育と合わず、
「ここではこれ以上成長できないと思った」という方。

さまざまな規制の中で忙殺され、
保育者としての志を失ってしまっている園もあります。

 

もしもあなたの園が、採用を行ったものの
なかなか人が定着しない園だとしたらーーー

そこに
・信頼
・視点のちがい
・腹落ちしない理念
~など、何か課題があるのでしょう。

採用も大切ですが、
最も大切なのは入った後の保育現場です。

経営の視点と現場の視点のすり合わせを行いながら、
保育現場で起こる現実を理想へと近づけていく努力をすること。

そのために、どんなことができるのかを
今回の講座の中で、一緒に考えて行きましょう。
  

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保育園経営者のためのコミュニケーション講座
「離職率を下げて定着率を上げる採用戦略」
~社会的意義のある保育事業を成功させるために~

1.なぜ保育士は辞めるのか?
・継続・成長していく保育士
・退職する保育士
~現場は「今」「目の前の子ども」を見ている
・保育の理想と現実のギャップ  経営の視点と現場の視点

2.環境改善のカギ
・理念・意義実現ための、現場との足並み
・現場のモチベーションを上げる
・組織で力を発揮する人を育てるために
・労働環境改善、どこから手を付ける?

3.園の理念・社会的意義を園全体で感じられるために
・経営者と現場の視点のかい離を防ぐ「自分ごと」対話
・地域に愛される園
・園への愛着を育む

〇日 時:9月9日(土)18:00~20:00

〇受講料:8,000円(税込)

〇会 場 :あさか保育人材養成学校