「子どもの気持ちになってみたとき…いろいろな場面が頭をよぎりました」
「葛藤している、揺れている気持ちを代弁してもらえて、嬉しかったです」
「分かっていると思っているけど…意外と、言われないとわからないことってありますよね。」
「子どもと向き合える時間を増やすためにも、業務の見直しが必要だな…。」
「今年から園長なので、てんやわんやで…
これを機に見直していきたいです」
~といった感想をいただきました。

保育園の園長先生たち140人あまりと
オンラインにて
「子どもの権利を尊重する保育へ向けた
 リーダーシップ」を担当させていただきました。

保育のあり方が変化していく中で、
自分自身も保育もVersionUpしていく必要があり
1.子どもを取り巻く社会の変遷
2.保育現場の現状
3.子どもの権利から始めよう
4.立ち位置の変化による、景色の変化
5.成長へ向けた4つのアプローチ
6.チーム保育のためのコミュニケーション
7.より良い保育へ向けた一歩
~といた流れで、深めさせていただきました。
先日の主任研修に続いての園長研修、
当初は「この日程にしか出られない人がいる」
とのことで、それぞれの日に
園長と主任が混ざる形の参加をご相談いただいたのですが…
園長と主任では感じていること・見えている世界・
悩みも違うので、参加できない方用に動画を残すことを
提案させていただき
今回は「園長」だけにフォーカスしての研修となりました。

園長先生って…園内で求められることは多くとも
なかなか本音を分かち合うことができない
孤高の存在でもあります。
私の施設長時代の葛藤や反省からの学びを共有する中で
ブレイクアウトルームでは感じていることを吐露し合い、
共感し合い、表情がやわらかくなっていくみなさん。
園長先生が現場を支え続けて下さっているから、
子どもたちの未来は開かれているのです。
いつも本当に、ありがとうございます。

課題はたくさんありますが、
小さな一歩が保育の質の向上につながっていきます。
最後には、「がんばりましょうね!」
というコメントがチャットからこぼれる
素敵な時間となりました。

今回の研修は、
10年前に現場の立場で私の研修をご受講下さった方が
本部に移動になり、系列園の職員さんたちを支えたい…
とお声掛けいただいての機会でした。
本当に有り難い。
感慨深いですね。
10年越しのご縁に感謝です。