今日は、保育士情報交換会のファシリテーターを務めてきました。
どうしても、職場と家の往復になりがちな、保育の現場。
同じ県内でも隣の市であっても、なかなか方針や葛藤について
分かち合う機会がない中で、日々が進んでいきます。
「そんな現場だからこそ、ファシリテーターを介した情報交換会を行いたい」というお声をいただき、
昨年半日で行った会が大好評で時間を延ばして1日として行うことになったところ・・・。
WITHコロナということで、対策の徹底・密回避など担当さんと連携・相談をしながらのリアル開催となりました。
事前アンケートで寄せられた皆さんの声を踏まえて、
1.イントロダクション
「保育の現場に求められるコミュニケーション術」
ということで、松原からお話をさせていただき・・・
2.保育カフェ ~情報交換ワールドカフェ
ということで、換気やマスク・アクリル板を踏まえて
Q.1 それぞれの園の現状・感じていること
Q.2 保育現場 理想の状態
Q.3 明日からの一歩
保育カフェ 総括
~といった形で気づきを深める午前。
午後からは、
3.事例研究会 ということで、
「保護者対応」「後輩の育成」「人間関係改善」「働きやすい職場作り」
「気になる子への対応体制」「WITHコロナの行事」「男性保育士の声」
それぞれのテーマについて これまたアクリル板越しに、しっぽりとグループワークを行いました。それらを踏まえて、
4.各グループの発表
~にて、各グループのまとめをスクリーンに投影しつつ、代表から紹介していただくと、ほかのグループのみなさんもしきりに頷いたりメモをとったり。
5.総括・明日からの一歩
~最後は、感想をQRコードを読み取って送ってもらい、
投影された声を読み上げながら、しみじみと気づきをそれぞれの明日へ持ち帰ることとなりました。
終了後、愛おしそうに成果物を写メしたり、連絡先交換をしたりする皆さん。
心細いこういった状況下だからこそ、
身体的な距離はとりつつも心のつながりの大切さを感じるひとときとなりました。