職場の士気が上がらない…
出勤が不安定な職員がおり、全体が影響を受けてしまう…
 
伝えたいこと・「これも…!?」
「ああ、もう 自分でやったほうが早い!」
と感じることはあれど…
 
強く言うと辞めてしまうし、優しすぎると不満が出る…。
どうかかわればいいのか!?
パワハラ・モラハラという言葉が気になってしまう…。
~などなど、
 
本当は現場や子どもが大好きなのですが、普段は小規模園の一城の主として
プレッシャーの中全体を導く立場にいらっしゃる園長先生たちの法人さんの園長向け研修
前半を担当させていただきました。
 
前回の主任研修と同じ法人さんであり、テーマ・範囲・事前アンケートの声としても
「保育リーダーのマネジメント力40のポイント」と合致するため
こちらをテキストにワークとシェアで進めていったのですが、
興味深かったのは主任さんの時と関心のある部分がちがったことです。
 
やはり、立場が違うと現場は同じでも課題と感じる視点が異なるのだ…と実感しつつ。
 
今回は、
1.見て盗めは通用しない
2.自分でやったほうが早い!?
3.チームの成長段階
4.園全体のルール作り
5.意見を引き出すための旗の立て方
6.暗黙の了解を言語化する
7.相手が受け取りやすい伝え方
8.コーチングコミュニケーション
 
~という流れで進めていきました。
 
「暗黙の了解」というところでは、私の方からも
・挨拶の仕方・タイミング・範囲・対象者
・朝の出勤時間
 
~などを事例に出させていただいたのですが、
みなさん、「ありますよね!」と、やんややんやと大盛り上がり。
 
出てきたのは、
・「お疲れ様です」は何のために?いつ使う?
・電話が鳴ったら…新人が競って出る!文化
・出勤時間、正規と非常勤でも前提がちがう…。
・掃除のやり方 (したことがある人と、ない人の差)
 
~などなど、
 
「分かってると思って託してしまうけれども
意外と分かっていないことってありますよね…。」と。
 
~体験・経験値によりますよね…。
全体を底上げしていくためには、共通の基盤を作ることが大切ですね。
 
もう一つ興味深かったのが、事前アンケートでは
「働きやすい職場」「入所児童数を増やすための工夫」
…といったテーマもちらほら出ていたのですが…
 
目下、現実的な課題としては職員が同じ方向を向くための組織づくりがテーマだったのだ…
気が付かせていただきました。
内容がすべて手元にあることで、
今必要なエッセンスに目が行く、こともありますね。
 
今回は、暑さで!?事務所のPCが立ち上がらなくなったり
何度も再起動をかけるうちに不安定になったのか、PCが転倒して 液晶画面にひびが入る
というドキドキのハプニングも。
 
写真の説明はありません。
*クラゲは山形の水族館のもの。癒しです。
 
上手の線と、右上のヒビは直らず♨
いろんなことが起こるものだ…
というのを想定しながら、対応できる余裕をもっていこうと心に決めました。