~そんな思いから実現した、
岡山県こども未来課さん主催の、若手保育士交流会。

若いエネルギーがはじけた♬
内側に力を秘めているなぁ~。
…と感じさせる時間でした。

事前のヒアリングからは、
若手の保育士さんたちのお悩みは
保護者とのかかわりだとか…。
「どうかかわったらいいの?」
「もっと相談される人になるには?」
「伝え方が難しい…。」

~こういった声を踏まえて、
第一部では
・子どもにとっての保護者という存在
・保護者はこんなことにモヤモヤしているのかも?
・子どもの成長や保育の配慮・エピソードを伝えましょう
・伝えるときは、ポジティブな表現を
…といったお話をすると、真剣に聞き、
率直に感想をシェアするみなさん。
「とはいえ、忙しくて余裕がない人にどうやって伝えたらいいのか…難しいですよね。」

~あぁ、そうですよね~。
…というわけで、予定を変更して
心が開いて、お話を聞いてもらいやすくなる
コミュニケーションのワークを!
みなさん、
「そういうことなんですね!」
と腑に落ちたようで
いそいそとメモを取っていらっしゃいました。

後半の情報交換会では、テーブルを嶋方に組み換え、静岡のお土産をおやつにお配りして
・新人時代の課題
・中堅さんのステージと課題
・ベテランさんのステージと課題
~それぞれ、席替えをしながら
ざっくばらんにお話していただきました。

悩んだ時に園を超えて相談ができるように
SNS交換の時間を設けてみると…
嬉恥ずかしそうにしながら、お互いのQRコードを読み合っておりました。
2回目に席替えをして、
自己紹介を終えて…
ここでふと気が付いたことが。

明るいですし、笑顔もいっぱいなのですが…
表面的なお話が多くみられるよう。
もしかして…どこまで話していいのか、お互いに探っているのでは?

じつは、私の新人時代は同期が5人おり。
みんなで帰りに「おつかれ!」と
コージーコーナーのケーキを買って
園の近くに住んでいた私の家に寄っては
ワイワイ話していたのでした。
お泊まり会をしたりして。
「皆さん、お互いにどこまで話していいのか迷いながら当たり障りのないお話しているかもしれませんが…なかなかこういう利害関係のない場って貴重なんですよ。

じつは悩んでいるんです、とか 
みなさんどうしていますか?といったお話をしてみませんか?」
〜そこから、なにやらひっそりと
「じつは先輩とうまくいかなくて…。」
「休憩が取れないんです」
「書類が多すぎて、苦しい
「子どもをこんなにたくさん見るなんて…私には無理!」
〜などなど出てきた模様。
そうそう、そうですよね。
「じつは、人は心の中に答えを持っているのですが…
日々のなかで落ち込んだり悩んだりすると
無力感でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。

そこにアクセスするのには、勇気が要ります。
寄り添ってくれると力が湧いてきますよね。
お互いの悩みを聞いて、寄り添ってあげてくださいね。」
「先生。
 昨日、園長先生から…行っておいでって、
 急遽申し込ませていただきました。
 悩みが解決しました!」
「えっ、解決したんですか?」
「あっ、みんなと話して、 自分だけじゃないんだ…って思ったら、なんか気持ちが楽になって。
 悩みじゃなくなりました。」
「おお、なんと!!」
〜終了後も、やわらかい笑顔で声を掛け合う素敵なみなさんなのでした。