【子どもが主体の安全教育を
~SPS推進員養成講座の学びシェア】
子どもたちの安全教育について、
増田修治先生に相談をさせていただく中で
セーフティプロモーションスクール(SPS)推進員養成セミナー
を教えていただき。
先日、受講させていただきました。
http://ncssp.osaka-kyoiku.ac.jp/
セーフティプロモーションスクール推進員とは・・・
大阪教育大学付属池田小学校での事件を覚えていらっしゃる方も
少なくないのではないでしょうか。
https://osaka-kyoiku.ac.jp/…/fuzoku_ikd/jikengaiyo.html
こちらの事件を受けて、
包括的な安全推進を目的として構築された取り組みを
推進していく人のことです。
印象に残ったキーワードは、こちらです。
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態度・行動変容のためには、
企画・運営・実践に自らかかわることが大切。
自分の身を守る意識が持てて、
「仲間を助けるために、なにができるか?」につながる。
自分(自助)→他者(共助)→地域(公助)。
自助とは、主体的に行動する態度。
メタ認知~自分の行動を客観的に調整する力につながる
他人を見て、自分を振り返ること。
自分の内面にあることを表現できること。
確認をしないと、情報は入らない。
我がごととしての認識。あなたが良くても、仲間は?
地域の危険箇所を踏まえた安全マップ作りを通じて、意識が高まる。
<子どもと一緒に創るアプローチ>
・地域の苦情を生徒で考える
~地域の中での安全教育を、どう考えるか?アイディアを募る
「この問題を解決するために・・・どうしたらいいと思う?」
~どういう意味があるのか?
~どう学んでもらおうか?
~どう役に立つのか?
成果・戦略を考えながら、一緒に進めていく
・各校でやっていることを持ち寄り、学び合う。
・街全体が一つの学校だと思って、
生徒主体で生徒の経験の延長線上に問題解決があると捉える。
・生徒:自分たちのことは、自分たちで解決したい。
・何を教えるかではなく、何を問い掛けるか?
・主体は生徒。大人はどういう枠組みで共有するか?
・教育・管理・連携
・1.リスクマネジメント
2.クライシスマネジメント
・安全のためのピクトグラムを作成したい!
~廊下に張り、販売も・・・売り上げをしに寄付し、
市の安全推進に役立ててもらった。
・子どもたちが主体的に活動を展開していく中で、
保護者も巻き込まれてきて下さった。
・ある学校での取り組みをTVで放送したところ、
幼稚園からの依頼が。
「自分たちのため」(自助)から、「だれかのため」(共助)の取り組みに
・子どもたちに、防災訓練をどうしたいか尋ねたところ、
「けが人が出る想定をやってみたい」という声が。
大人にも詳細は伝えず、実際にやってみたところ・・・
ものはあっても、担架の使い方が分からない。
運ばれた子どもから「怖かった」「落ちそうだった」との声が。
~課題に気がついた。
・やらされるものではなく、
自分が中心で生徒同士で協力して行うことが大切。
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今回、お昼休みに校長先生に附属池田小学校の今の校内を
見学させていただけたことも、
その後の学びが深まるとてもありがたい機会でした。
いろいろなお話を聞かせていただく中で、
ハッとさせられたことは、
安全教育は自尊感情につなかいている…ということでした。
言われてみれば当たり前なのですが、
自分を大切にする意識と行動のスイッチが入ってこそ
他者を大切にする意識へとつながり、
そこからつながった先に地域で暮らす人々への
思いやりにつながっていくのだ…
ということに感盟を受けました。
かつて、道徳の授業で教わったような記憶もありますが、
やはり“自分ごと”になってはじめて、
その意識が芽えていくことを思力と、
安全教育の労事者である子どもと一考えていく目線に
大人もなばせていたたくことがあり。
どちらか教える・教わるではなく
体験からスイッチが入ることが先なのだなと気がつきました。
あらためて、ハード面での仕組みの工夫とともに
ソフト面での職員・子ども・地域といった「人」の
意識のスイッチにどう取り組んでいくのか…について
考えるきっかけをいただきました。