「言葉を選んでいるつもりでも…
ストレートに言われると
否定されたような気持になるものですね。
こちらの気持ちとしては、
『いや…違うんだけど…いえないな…。』
…という思いが湧いてくる。
一方で、黄金ルールで”自分にとって意味があること”から
かみ砕いて 伝えてもらえると
認めてもらえている、見ててくれたんだ。』
~と嬉しい気持ちになって、心が動きました。 感じる、って大事ですね。」
保育法人さんでの 前回 大阪での研修に
続きまして東京エリア 第二回目の主任研修を
担当させていただきました。
今回の大きなテーマは、「職員育成」。
「え、伝えたのに…なんでそうなる?
もういい。私がやる。」
期待していることを言語化…というのは
意外とできいないのかもしれません。
今回は、「分かるでしょ?」と思ってしまいがちな
期待していること
・言葉にしていないけど目指している状態とは?
・それを、具体的にどうしてほしいのか?手順は?
・暗黙の了解になっているこれまでにいきさつや、その背景は?
・相手にとって意味があることとは?
〜などをワークで深めた後に、二人組にて
こんなロールプレイをしていただきました。
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①伝える人:相手役になっていただいた人に、
「こういう事情で、こんな人です」と、伝えていただく。
②受け取る人:相手役の設定を聞いてその人になりきる
(「あ~、こういう気持ちなのね。スン。」と。)
③ その1 ストレートに伝える
その2 黄金ルールで伝える
④双方の振り返り・シェア
やってみてどうだったか?
言われてみて、どんな風に気持ちが動いたか?
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主任さんの立場になると、職員からはなかなか
思っていることを伝えてもらいづらい
状況があるのではないでしょうか。
今回は、あえて 率直な感想をもらえたことで、振り返りでは
「こんな気持ちが湧いてくるものなんですね…。」
「認めてもらえる、共感してもらえる、って思うと、
うれしい気持ちになりました。」
「実際には難しいんですが…意識してみます!」
~と、お互いの明日への一歩につながる場となりました。