NPO法人全国小規模保育協議会にて、
換気・消毒・マスク等徹底の元
保護者支援・子育て支援研修を担当させていただきました。

7.5Hの1日目。

日頃の保護者の表面的な声に惑わされず、
社会の移り変わりの中で
保護者の葛藤・戸惑い・見えている世界・感じていることを踏まえて
本当の子育てニーズに耳を傾けること。

相談援助の寄り沿いによって、
保護者が本当に困り感を感じている課題は何かを読み解き
必要な知識・役立つ保育スキルを伝える中で
次のステップへ向けて伴走することができる状態を目指しました。

「今 表面化している家族の課題には
複雑な要因が絡み合っていることを実感した。
丁寧にお話を聞き、一つ一つ紐解きながら、
複数の支援者で掘り下げ、対応を検討したい」

といった感想をいただくと、ファシリテーター講師冥利に付きます。

元々、保護者支援がしたくてコーチングを学び始め…
忘れた頃に必然のように夢が叶っている不思議。

自分一人で取り組むよりも、
こうして保育者のみなさんにかかわらせていただく方が何倍もパワフルな可能性を秘めています。

そして、保育士キャリアアップ研修保護者支援・子育て支援2日目。

今日は地域支援と虐待、連続的な支援まで。
受講者の園の取り組みをシェアいただく中で視野が広がったり、
実際の虐待や専門機関につなげるケースなどの受講者シェアを通して
各ケースの子育て支援の課題・できることを見出す視点が磨かれ、気付きが深まり・・・。

「保護者支援・子育て支援に関しては、自分の知っていることの繰り返しになると思って参加させて頂きましたが、
とんでもありません!!その奥深さと大切さをとても感じました。
保育園に通っている子どもたち、保護者だけではなく、地域の中でどういう役割を保育園がしていくかも考えさせられました。」

「今まで”子どもの最前を考えてあげるのが保育士の仕事”だと思っていた考えも、
保護者の方のより良い子育てこそが子どものために繋がるのだと改めて考え直した研修の2日間でした。」

「福祉の専門職である保育士という事を今まで以上に意識していきたい。
少子化を止められない日本の未来を支える子ども達をみんなで育てていきましょう!」

~Googleフォームでその場で送っていただいた素敵な感想を全体でシェアさせていただき。

福祉職としての誇りを胸に会場を後にする最後となりました。

しかしやっぱり、実質7.5hは長い。
頭をフル稼働するからこそ、魂がウロウロするのが見えそうでした♨️