ウメハナリレーションズは「大人が輝く背中を子どもに見せる」をモットーに、保育者のやりがい促進・継続支援・離職防止へ向けた研修をしています

【主任保育士研修】リーダーのためのコーチング講座

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白峰学園にて、主任保育士研修の中の一日として
「リーダーのためのコーチング講座」を担当させていただきました。

コーチングに関心をお持ちの先生は多くいらっしゃったとのことで
数年越しのコーチング講座の実現。

当日は1時間半前からお越しの先生もおり、
熱気にあふれた時間となりました。

内容は以下の通りです。

1.保育現場 リーダーの課題

・後輩育成 ~ 「見て、盗め」は通用しない?!
保育業界はこれまで(私たち世代は)「気づいて!」「見て、盗んで!」
と言われてきた職務教育、
近頃は社会の変化と共に人との関係性や質が変化し、
「見て盗め」は機能しにくいことを感じている人も多いのでは?

・保育士のマネンジメント・モチベーションUP
「子どもは好き」その一方、見えないところで書類も多く、
社会の中でも様々な役割を求められ、それぞれにおける課題も膨らむ昨今。
子どもと身近に接する影響力を思うと
大事なのは、働いている人たちが疲弊せず 元気な状態でいること。
そのためには職場内の人の関係調整・モチベーションをどう上げて行くか。

・途中退職の防止
「子どもは好き」だけれども、人間関係や疲弊で仕事を離れていく人も多い現実。
そんな中で、いかに気持ちに気づき、葛藤に寄り添うことが出来るかが明日の行方を左右する。
以上のことを踏まえた後、ご自身に立ち返っていただき

<あなたの職場で課題と感じていること>

<この時間の最後に目指す状態、園に持ち帰りたいもの>

~について、それぞれの職場の中で起こっていることを
書き起こしていただきました。

実は、書き出してもらうこと自体が、
現状認識と目標設定のセルフコーチング。

そういったコーチングの仕組みをお話しすると、みなさん真剣な表情で
コツコツとレジュメにメモを取っておりました。

みなさんから出てきた「現状課題」を全体でいくつか共有し、
それらを踏まえてこちらの切り口へ。

2.現場に有効な人材育成の方法

・模   倣: 従来のやり方。自発的に気づきを得て、行動を獲得していく。
・ティーチング:教えることが主流。
( 早番遅番の流れ・指導案の書き方・リーダーの役割・
子育て支援の在り方…etc )
・コーチング :共感・質問・承認・
待つことによって自分の中にある答えを引し、行動学習とつなげていく。

<ティーチングの後は、コーチングが有効>
現場ではつい、「見て盗め!」かティーチング(OJT含む)で
人を育てようとしてしまいがちですが、実は人は
ある程度教えたら、自分でやってみて初めて学び成長するもの。

そのためには、体験 → 気づき → 学習 → 次の行動 …とサイクルが回っていく
コーチングでのサポートが有効なんですね。

3.コーチングとは

さて…いよいよ、「コーチングって何ぞや?」です。

*デモセッション
ふつうの会話とコーチングの要素を入れた会話
~こちらを見ていただき、ちがいを感じていただきました。

さすがいつも子どもとかかわっているみなさん、アンテナが高い。

ポイントがいくつも出てきて、そのたび会場が深いうなずきとともに
集中力が上がっていくのを感じました。

そういったアンテナを踏まえて、あらためてコーチングの説明を。

そして、話し手と聞き手に分かれていただき
現場でありがちな3つのパターンによる聴き方の違いを体感していただきました。

終了後の振り返りでは、神妙に日常に思いを馳せる様子もちらほら……。
その後はお昼休憩ということで、せっかく園を越えた交流ができる機会なので
ワークの余韻もそのままに情報交換をおススメしました。

このころには、はじめは硬い表情をしていた参加者も
やわらかい笑顔を浮かべるようになっていました。

お昼からは、

4.可能性を広げるかかわり方
~ということで……。

「保育」というベースがあると、つい
「ふつうはこうでしょ?」と自分の常識を相手に押し付けてしまいがち。
あえて、人はそれぞれ違うということ。
そして、違うからこそ可能性や幅が広がり、素晴らしいということを
ワークを通じて感じていただきました。

その後は、午前中のワークの中に入っていた
大事なコーチングの仕組みをひ解く時間に。

●1st Step 相手が心を開く 信頼関係のベースを整える

コーチングというと……つい、スキルに走ってしまいがちですが
じつは大切なのは「心を開いてもいい」と思える土台を作ること。
つまり、「ふだんからの人間関係を、どう創っているか?」が肝になるわけです。

ここでは、いくつかの大切な要素をご紹介。
中でも「承認」については、いつも頑張ってはいても褒めてもらう機会のない
主任というポジションの意義や素晴らしさについてもお話しをしたところ、
しんみりと涙ぐまれる方が、多くいらっしゃいました。
(感想で、「ほめてもらうことがないので、嬉しかった」という言葉も。)

重要なポジションほど、承認は大切ですね。

●2nd  Step 質問で可能性を広げる 

人は意識上に上っているものが2%。98%は無意識と言われています。
大切なのは、質問によって、無意識を意識化すること。

「10のティーチングより、1の気づき。」
~という言葉に「うっ」と衝撃を受けていらっしゃる方も。
ええ、これは私自身の実感です。

ティーチングのフェーズの後には、じっと信じて気付きを見守り
一緒に振り返りをする質問が有効なフェーズがあるのです。

実際に、ご自身の課題を掘り下げるワークをしていただいたところ
「書き出すだけでも、こんなに答えが見つかるものなのか!」
…と、驚かれる人もいらっしゃいました。

●3rd Step 物語で引き出す

あくまで「参考になれば」のスタンス。
ピンと来なければ、手放していいのですが……。

実は、主任としてこれまでの保育人生を振り返った時に、
後輩にとって「聞けて良かった!」と思えるような
貴重な体験談が、たくさんあるはずです。

~ということで、私自身の失敗からの学び談をいくつかご披露。
すると……「そうか、こういうことなら、自分にもあるかもしれない」と
皆さんの表情が変化していきました。

一緒に働いている仲間に対して、直接の指導でははいりにくいことも
実際にご自身が苦労したこと・そこからの気づきなど 物語を話すことによって
「先輩にもこんな時代が……!私もがんばります!!」

~というように、一歩を踏み出すきっかけができることがあります。

ただ、たくさんの体験談も、無意識の海にうずもれていては
活躍することはありません。

意識的に役立てるように、まずはたなおろしをしてみる時間を取りました。
内容としては、

・新人時代の悩み→解決するまでの葛藤、気づき
・子どもに対応していて困ったこと
・思うように動けず、もどかしい思いをしたこと
・言葉でうまく伝えられず、困ったこと
・連携がうまくはかれず、困ったこと→学び

~などなど。
書き出した後、お隣同士でシェアをしていただいたのですが
みなさん 自分の持っているリソースに気付いて豊かな表情をされており。
お互いへの尊敬のまなざしを向け合う、深い場となりました。

関わるお相手にとって、どれが有効かはわかりませんが、
ネタは、たくさんあった方がいいですね。

お互いに情報交換をする中で、事例を貯めておくのも
気付きを促す大切な方法の一つであることをお話しさせていただきました。

そして最後に……これまでの振り返りを。

<コーチングの要素を日常生活の生かすには>

・後輩育成
まず、やってみる!→質問で振り返りを行う→次なる一歩を引き出す

・保育士のマネンジメント・モチベーションUP
大切にしている価値観を探り、保育に生かす方法を問い掛ける

・途中退職の防止
気持ちに寄り添ってとことん聴く。
「一人ではない」「見ているよ」というメッセージを伝える。

・面談・相談時
承認・共感・問い掛け・物語等織り交ぜ、
あくまで本人の中に起こる変化に耳を傾ける

あらためて、

●大切なのは、「本人の中に答えがある」ということを信じて 待つこと。

~というコーチングの大原則について触れさせていただいた後、
職場へ持ち帰り、役立てられる学びとして
振り返りを書き出し、共有をしていただきました。

「もっとワークがやりたかった!」
「コーチングの練習がしたい!」

~といった意欲的な声もいくつかいただき、
保育の現場におけるコーチングの必要性と、ブラッシュアップの重要性を痛感。

これからもコーチングを通じて、
現場のお役にたてればと思っています。

<以下、一部感想のご紹介です>

・コーチングとは、「馬車が人を目的地まで運ぶこと」の意味に
平坦な道ばかりではないのは当たり前か と納得してしまいました。

・話が分かりやすく、明日からできそうなこと・実践しようと決心できることがたくさんありました。
研修を受けて、心が軽く明るくなりました。

・ティーチングの後のコーチングということ。
しっかりティーチングをして仕事を覚えてもらうことが優先ということが分かりました。

・コミュニケーション不足の後輩に、どうコミュニケーションを取っていけばいいかと
考えあぐねていましたが、まず主任である自分が話を聞いて、
相手の気持ちを引き出していくことだと気が付きました。

・ちょうど、園内で後輩育成がテーマになっていたのでタイムリーでした。

・「誰ひとり間違っている人はいない」その人なりに、考えていることを
自分が否定していいことはない、ということに気が付きました。

・コーチングについて、これまでも何度か講義を受講したことがありましたが
事例を交えてのお話、今回が一番!分かりやすかったです。

・言葉かけの仕方・相手が心を開きやすいような雰囲気づくりができる、
感情豊かな人になりたいと思いました。

・「相手の中に答えがある」「とことん寄り添って聴く」が印象的でした!

・気づきが行動変容のきっかけになる…なるほどと思いました。

・いままでティーチングばかりでしたが、コーチングも取り入れてみようと思いました。

・ワークの時間がもっとあるといいと感じました。

・主任として褒められることは少ないので、
先生に褒めてもらえて 明日への活力になりました。
ありがとうございました!!

・CAN(チョット
アホに
なってみよう)、やってみます!

・話を引出し、答えは相手にあることを信じて待つ。
コーチングは難しいとも感じました。

・リーダーとは、主任とは何かと自分に問いかけながら 日々を送っていました。
実際にやってみることでより話の内容が理解できたので
明日から話を聞くということをやってみたいと思います。

・最初 レジュメをもらった時は、記入することが多く、正直気分が重かったのですが
実際の研修では重い雰囲気はなく、大切なことにも気づかせてもらえました。

・先生の明るさ・笑顔が印象的でした。
私たちの本音も、先生の一人二役での表現で楽しく講義が受けられました。

・職場の人間関係にも大事ですが、コーチングの考え方は
対子どもや保護者にも有効だと感じました。

・日本でコーチというと、厳しく指導する人のイメージが強いので
第一印象はスパルタで企業のトップを指導する人のイメージと重なったのですが
本来のコーチングを学ぶことが出来てよかったです。
現場のことをよく御存じなので、具体的にイメージして楽しく学ぶことが出来ました。

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