後輩に、一人前の保育者として育って行ってほしい。

とはいえ、明日から急に人は成長するわけではなく・・・。

教える・問いかける・気付きを引き出すなどの
プロセス(過程)を通じて
結果的に成長が見られるようになります。

つまり、時間が必要です。

ですが、現実的には・・・

「日々に追われて忙しくて、
そんなに気長にかかわっている余裕がない」

「保育に追われて、育成をしている時間がない」

「やることが多すぎて、心に余裕がない」

~と感じている方も少なくないのではないでしょうか。

また、教えても教えても思うように成長が見られない後輩に対して、
半ばあきらめのような気持ちになり、

「教えている暇があったら、自分でやった方がいい」

~と、粛々と大量の業務を背負い込み、
「最近、仕事へのモチベーションが上がらないなぁ」と、
どんよりした気持ちで過ごすリーダーさんも見受けられます。

実際、私の部下も「育成疲れ」に陥っている時期がありました。

そう、人は思ったようには成長しません。
ですが、忘れたころに成長していきます。

ここら辺は、子ども【保育】と一緒ですね。

育成は気長に。長期戦で行くためにも、
自分が続けていくことができる身軽な状態でいることが大切です。

身軽になりましょう!

さて、どうすれば身軽になれるのかというと・・・

1.あなたが抱えている仕事を、
付箋やノートに書き出しましょう。

2.書きだした仕事の中で、
「リーダーがしなくてもいい仕事」と
「あなたにしかできない仕事」を分けてみましょう。

3.リーダーがしなくてもいい簡単な仕事から、
順番に並べていきましょう。

4.簡単な仕事から後輩さんに教え、うまくいったら一緒に喜び、
後輩さんができる仕事を増やしていきましょう。

*そうこうしているうちに、
あなたには、その業務をしていた分の時間を
少しずつ後輩さんに託せるようになるので、
心にゆとりが生まれてきます。

その分を、「教える」「一緒に考える」「気付きを促す」
~といったことに充てていくのです。

気が付くと、後輩さんができる仕事が増え、
あなたには気持ちの余裕が生まれるとともに
リーダーとしての「重要な仕事」の見極めがついてくるでしょう。

さて、今回2018年9月9日の育成講座では、
こちらの
「教える」「一緒に考える」「気付きを促す」
~を、ワークでやっていきます。

ご興味のある方は、ぜひご活用ください!