(2017年2月記事)

 

こんにちは、
保育・育児アドバイザーの松原美里です。

今回は、「質の高い保育のための手遊び」
~を取り上げてみたいと思います。

じつは私はもともと、
手遊びがとっても苦手だったのですが…。

その頃の自分を振り返ると、手遊びをしながらも

「ちゃんと最後まで歌えるかな」
…と自分の記憶が心配になっていたり。

「みんな、一緒についてきてくれるかな」
…と、子どものノリを心配していたり。

「次は…この話をして、これをしてから…」
…と、保育の次の流れに意識が向いていたり…

~つまり、意識が自分に向いていて
目の前の子どものことを見ることができていない。
手遊びが「保育のツール」になっていて、
保育をする自分が中心になってしまっていたのでした。

それでは、子どもたちが楽しいわけがありません。
盛り上がるものも、盛り上がらない。

でも現実的には・・・こういった手遊びの活用をしている先生
少なくないかもしれません。

先日、保育総合研究会にて

大豆生田先生の保育研究を受講した際に
「質の高い保育」についてのお話がありました。

質の高い保育とは---ポジティブな養育姿勢を取るということ。

具体的には、発達に応じた促しを行う。
目を目を合わせて、コミュニケーションを図る。
子どもの応答や問い掛けに、丁寧に応じていく。
(他にもあったのですが、また別の機会に!)

そして何より・・・
子どもをかわいいと思う気持ち。

いとおしむ気持ちを持って働きかけ、心の交流が起こる保育。

これは、魔法の手遊びの中でも、大切にしていることでした。

手遊びを保育のツールにするのではなく、
手遊びをきっかけに、子どもとの心の架け橋を築くこと。

歌いかけながら、

●アイコンタクトで、まずは一人ひとりへと、愛を配る。
●笑顔で「あなたを受け入れていますよ」「あなたの味方ですよ」
●歌いながら身振り・手振りを合わせて行くことで
その場にいる子どもたちの心が一つになる。

~もちろん、結果的に場がまとまるので
場面の切り替えに役立つということもあるでしょう。

なによりも、そこで心が一つになること。

ちなみに上で上げた3つは、心理学では
相手に合わせることで心が開き信頼関係が築きやすくなる
“ペーシング”ともいいます。

手遊びだけではなく、
他の保育の様々な場面でも応用の効く、ペーシング。

ただ、形を真似るだけでは、心が入りません。
大切なのは、あなたの心です。

質の高い保育のためには、
まず自分自身が「楽しむ」気持ちを持つこと!
自分から、子どもたちへの愛を届けて行くこと、
なのではないでしょうか。

もっと言ってしまえば、
「質の高い保育」といわれているかかわりは
周囲の人たちとの
人間関係を豊かにするかかわりでもあります。

子どもとのかかわりを通じて、
保育者は人間として成熟していくのですね。

手遊びや心を開くということに
ちょっぴり恥ずかしい気持ちや、
自分を開くことへの抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ・・・!

魔法の手遊び講座では、みんなで練習をします。

やりながら、「楽しいな」という感覚
心が開いてくる感触・
思わず笑えてきてしまう感じ・・・。
一緒に体感をしましょう。

きっと、「早く子どもたちに逢いたい!」という気持ちで
いっぱいになることでしょう。

ご一緒できるのを楽しみにしております。

(こちらの講座は終了しました)