こんにちは!
保育・育児アドバイザーの松原美里です。

 

次回3月22日のうめちゃんねるでは、
・引き継ぎと次のステージ
・プライベートと仕事の充実
~をテーマにお話してみたいと思います。

 

引き継ぎというと…
今やっている仕事を、

次の人に引き継いでいく業務なわけですが。
これ、
・クラスや担当が変わる時(保育・業務)
・役職が変わる時(管理者)
・育休に入る時
・育休が明ける時
~など、さまざまな場面であるのではないでしょうか。

日々、忙しい中だと、
「これとこれとこれだけ押さえておけば、大丈夫ですから!」
「そんなに特別伝えることはないですよ」
~なんて人もいますが、

じつは、あなたがこれまで努力を重ねてきた目の前のことの
信頼を受け継ぐための大切な架け橋でもあると、私は思っています。

 

次の人がその配慮を引き継ぐことができないと、

信頼はそこで一旦、途絶えてしまうからです。

 

じつは、私も 施設長になった時、
前施設長から引き継ぎを受ける期間があり、
その方も仕事の内容を書き出して
まとめたものを下さったりしたのですが・・・
当時はそれ以外、お互いに何を引き継いだら良いのかわからず。

「とりあえず、書類片っ端から見てみます。
気になることがあったら教えてください。」
~といった感じで、
後は現場の先生との信頼関係を築くことに
没頭していた覚えがあります。

けれども、実際のところ始まってみると
書いてないことの中に大切なことがたくさんあったりして…

「ひぇぇぇ!そうだったのか!!」
「私が引き継ぎをするときに困らないように、
業務内容を整理しておこう!」

~ということがたくさんありました。

 

そんなわけで、業務のたなおろし=見える化を、
年間行事・各クラスの流れ・それぞれの役職の抱えている仕事・
それぞれの進め方やポイント・・・
~などなど、整理をし、毎年見直しをするようにしていました。

自分が役を退くときにも、
私が困ったようなことが次の方に起こらないように
・内容
・ポイント・意義・流れ
・注意点
~などなど項目ごとに整理をして、
その上で引き継ぎの時間を取るようにしていまいた。

 

(先生たち、みんなどんどん自分で課題を発見して

新年度へ向けて園を回せるようになっていたので、

ちょっぴり寂しいながらも その分 時間も取れました。)

これ、じつは自分自身の歩んできた道のり・
かかわって下さった方とのやり取りの振り返りにもなるんですね。

いろんなことがあったなぁ~とか。
言語化したことで客観的に物事を捉えることができるようになり、
感謝の気持ちが湧いて来たり。
さらなる課題なども見えてくるという良い点もありました。

そうする中で心と頭の整理が付き、

次のステージへ向けて

意識が明確に切り替わってくるのを感じることもできました。

今、保育業界では かつての園を支えてきてくださった
頼もしい先生たちの世代交代を迎えている園も少なくありません。

そうなった時に、大先輩の育んできた宝物を、
大切に次の世代に受け継いでいける流れを

作っていけるといいですね。

もう一つのテーマ:プライベートの充実は、
長くなってきたので当日のお話の中で!